2020.04.13

マスク不足において、洋裁教室として私ができること

松本市のソーイングコンサルタント、
RaspberryGirl®(ラズベリーガール)オーナー講師の田川恵理子です。

市場に極稀に並ぶマスクの値段に驚きを隠せません。普段の10倍以上でしょうか。

市場からマスクが消え、今後本格的にマスクの需要が増える一方で、今私にできることは、自身の知識と技術を生かしたマスクを作りご提供することであると考えます。

布マスクを作るにも、材料も市場から消え始めています。
マスクに求められることは、実用性であると考えます。

ゴムの代用品や、生地の代用品が多く売られている中で、どう考えてもそれは、長時間の使用は難しい。

既製品は使用感もよく考えられて作られており、それに代わるマスクを初心者が手作りすることは、ほぼ無理であると思います。(一般の方の手づくりマスクを否定しているわけではありません)

これまで洋裁教室を営み、今こそ私の技術と知識が生かすべきであると。

布マスクは、ウイルスを防ぐことは不可能ですが、洗って繰り返し使える布マスクに、少しでもウイルスを防ぐシートをつけることはできます。(医療用ではないのでその点はご了承ください)

少し先になりますが、マスクを作る条件を整え、販売できる体制を、生徒さまとともに準備しております。

私たちは、作る、という選択肢がある。
生地に対する知識もある。それを今生かさずに、いつ生かしますか。今しかないですよね。

手づくりのマスクに、どのくらいの需要があるのでしょうか。
需要には応えていきたいと思っております。まだ値段を決めておりませんが、このご時世です。良心的な値段で考えております。(既製品の販売価格では難しいことをご了承ください)

画像のない記事を、ここまでお読みくださりありがとうございました。
今後は、試作の状況なども掲載していきたく思います。

最後に。
3月2日より急に休講になった小学校。
1か月以上の長い春休みを過ごしたむすめたち。

外出ができない状況で、長女はミシンに夢中でした。
次女のワンピースを作りながら、長女と一緒に過ごした時間。
とても楽しく有意義な時間が、複雑に感じられてしまう、なんとも切ない現状。
それでも今を、1日1日大切に生きる。