2019.11.02
ミシン増強。新しいミシンの仲間入りでさらなる縫製レベルアップへ。
松本市のソーイングコンサルタント、
RaspberryGirl®(ラズベリーガール)オーナー講師の田川恵理子です。
ご存知の方はすでにご対面されていると思います♪
ふらっとさん、ようこそ♪
カバーステッチミシンがついにアトリエに。
ず~~~~~っと長年指をくわえて見ていたミシンなんです。
ロックミシンのような形をしていますが、役割が違います。
ここであれこれ、いろいろ説明をしたいのですが、ものすごぉ~くマニアックな内容になってしまい、
読者のみなさまの大半の方の頭がはてな???
となってしまいますので、簡単にお話をすると、裾始末を一発でクオリティ高く仕上げることが可能なミシンです。ニットソーイングを美しく仕上げるためには必須のミシンです。
ふらっとロック、さっそく実践してみました。

画像の右側、生地が「わ」の状態になっています。
そうです。生地の裏側へ折り返した状態で、表側から縫製します。
裏側は見えない状態で縫っていきます。そして驚いたのですが、針を3本も刺すことができるのですね。糸2本で縫製してある商品は多々お見かけしますが、針の本数やステッチの幅が選択できることも、これからの洋服作りは、ふらっとロックを導入したことでのバリエーションが増えること間違いなし!です。

生地の裏側です。こんなふうにロックミシンをかけたかのようになっています。
表から縫製をしながら、裏側をかがることができるという、素晴らしいミシンなんです。ロックミシン同様に差動がついているので、縫い伸びを起こすこともありません。あぁ~~やっぱりお迎えしてよかった♪
これだけではないんですよ!
もっと素晴らしい機能が付いているんですよ。今後、ふらっとロックについては、機能を少しずつご紹介していきますね。
会員さまのスキルアップのクラスで、少しずつ使用をしていこうと思います。
実際に動かして納得できる場所として周知されたら本望
ずっとずっと「いいなぁ」と思っていても、購入に踏み切れなかった理由がいくつかあります。
実際に納得できるまで(動かし方を自身で完全にマスターできるまで)自分で踏むことができる場所がなかったからです。
試しにちょこっと踏んだことはありますが、実際に使用するとなると、自分で糸替えができる必要があったり、ミシンで縫製可能な機能をすべて説明書を見ることなく、ノンストレスで切り替えができたりと、使い方をマスターしたうえで、初めて購入を考えたかったのです。
それだけ、お値段がするものですし、それを使うだけでなく、私には「教える」「伝える」という任務があります。
経験を積んで、自宅がアトリエになる

アトリエにいらっしゃる生徒さまの9割は、ロックミシンも職業用ミシンも踏んだことのない方です。
ご自身の無理のないペース(週1、月1、様々です)で通い、始めはおそるおそる踏んでいたアトリエのミシンも、ご自宅の家庭用ミシンでは物足りないようになっていきます。生徒さまの技量が家庭用ミシンでは対応できなくなってくるのです。
すでに10名以上の生徒さまがロックミシンをご自宅で踏んでおり、職業用ミシンも5名以上の方が保有しています。
みなさん、実際にアトリエでミシンを使用し、ご自身で動かすことが確認できてからミシンを購入しています。「安心」をお届けできる場所でありたい。
新しい機材の購入が、みなが潤う結果となるよう、今後も務めてまいります。
そして、職業用、ロックミシンについても
さらに追加5台でミシン増強!
しました。これまでキャンセル待ちでお待たせしていた生徒さま、満席でお断りしていた生徒さまへの対応ができるようになります。
また、養成講座1期生ががんばってくださっています。
彼女たちが活躍する日も、そう遠くはないであろうと確信しています。
いつも縁の下の力持ちで、RaspberryGirl®の支えになってくださっている『市之瀬ミシン商会』市之瀬社長、いつ何時もありがとうございます。
私の急な呼び出しにも、すぐにかけつけてくださり、安心してみなさまにミシンを踏んでいただける環境を整えてくださっています。
ミシンはメンテナンスがものを言います。購入はもちろんですが、その後のケアが一番大切です。社長、ありがとうございます。