2019.08.22

夏休みの鬼ソーイングday3~長女の一研究・初めての洋服づくり~

松本市のソーイングコンサルタント、
RaspberryGirl®(ラズベリーガール)オーナーの田川恵理子です。

朝晩がすっかり涼しくなりました。
やはり、お盆明けの信州の「秋にさっさと行こう(移行)!」現象は足早です。

小3長女の一研究は、なんとミシン!

こちらの記事の続きです。

夏休みの鬼ソーイングday1~レモン柄ショルダーバッグ~

3年生から、「一人一研究」が夏休みの宿題に。
ミシン大好き!な長女は、ミシンで「洋服を作る」ことを課題に選びました。
そして、研究課題は、

秋の洋服を作ろう!

です。

・・・これは、母と一緒でないとできない課題じゃないか・・・
洋服はかなりハードルが高いと思い、

「洋服じゃなくていいんじゃないの?」

と、声をかけるも、

「洋服じゃないと意味がないの!洋服が作りたいの!」

の一点張りでした。
ニットソーイングで、簡単なデザインを、と思っていたのですが、
具体的にこういうワンピースがいい!という
ビジョンが、すでに長女の中にできあがっていました。

これには、母も驚愕。
これはもうがんばって仕立てるしかない!と思いました。
母娘で初!一研究に挑戦です。

初の洋服づくりへの思いと期待

裁断済みのキットを縫う、ということでも、十分に研究の対象になると思ったのですが・・・長女の達成感を得るためには、裁断からやらないと、という状況。
やる気満々でスタートしました。

「あのね、今着ているワンピースより、ちょっと丈が長めがいいの。」
「ちょっと大人みたいな、ママの着ているワンピースみたいなシルエットがいいな。」
など、作り出すと、一研究では済まされないくらいの注文が!!(汗)

満足のいくワンピースを作りたいのね。
さっさと済ませてしまおう、と思っていた母です。
その思いが恥ずかしくなるくらい、長女は初めての洋服づくりに夢を抱いていました。そんなわけで、まずは裁断からスタートです。

「バイアス裁ち」の説明をしています。

型紙を地の目に合わせるんだよ~と言うと、

「え?こんな斜めでいいの!??」

と新鮮な反応。理由を説明すると、納得した様子。
そんな表情をしています(笑)

生地を決めて、水通しをして、裁断をするまでに実に2日かかっています。
洋服を作ることよりも、その経過を文章に書いて模造紙にまとめる作業の方が大変よね?と思うと、ちょっと気が遠くなっていますが・・・

母娘の挑戦は、まだまだ続きます!