2019.06.02

洋服の作り方を教えるだけの洋裁教室では満足できない理由

松本市のソーイングコンサルタント、
RaspberryGirl®(ラズベリーガール)オーナーの田川恵理子です。

バラや紫陽花が美しく咲く季節ですね。

先日は、生徒さまがレッスンにいらしてくださる際に
お庭のバラをお持ちくださいましたよ~。

さっそくアトリエに飾らせていただきました。
とってもいい香りです!


このところ少し仕事が立て込んでしまいまして・・・
私を気遣い、少しでも心癒されるように、と。

可憐でかわいらしいピンクのバラが何種も。
そのお心遣いには、心から感謝しております。

去年は、また別の生徒さまより、柏葉アジサイを頂戴しました。

お相手を思い、花を贈る気遣い、庭から剪定してさっと包んで
持参してくださる行動力、私が講師でありながら、生徒さまから教わる
ことがたくさんあります。

講師と生徒の良好な関係性が作り出すレッスン空間

お土産をいただくことも、めずらしくないのですが、
旅先で洋裁教室のことを思い出してくださることが、本当にうれしく
ありがたく思うのです。

それが、お手製のお菓子であったり、お茶であることもあり、ざわざわ手をかけてくださることにも、本当に心躍ってしまいます。
どれも私が好きなもの、興味示すものであり、・・・生徒さまはよくご覧になられているなぁ・・・と感心せざるを得ません。

正直に申し上げると、ものをいただくことは
あまり好きではありません。

「手土産」とは、昔からの文化であり、手ぶらでおじゃまするのも
失礼に当たるので、なにか・・・という安易な考えから、ものを
持参することで

あげる側の人間の満足感を満たす行為でしかない

と、私は考えています。
ものであふれるこのご時世に、

「いらないもの」をいただくことほど、迷惑なことはありません。

ここで何が言いたいのか、というと、既述のような自己満足で
お土産を持参する生徒さまは、当教室にはいらっしゃらない、ということです。

自宅にものを置くことが好きではない、とか、
いらないものは、即処分する、とか、
断捨離が常である、などといった、あまりにもプライベートな
ことを、レッスンの時間にお話しすることは、もちろんありません。

「洋裁が好き」なだけではないマインドの共通点

数名の生徒さまから、「花がきれいに飾られ、丁寧な暮らしを感じます」と
お話しいただきました。

とにかく、生徒さまはよく見ています。

新しいワンピースを着ていると、

「先生、新作ですか?」
「これはリバティの〇〇ですよね!」
「今回は少しデザインを変えられたのですか?」

生徒さまは、みなさまとても敏感です(笑)

自慢したいわけではないのです。
とにかく様々な事柄に「よく気がつく」のです。
気づく、ということは、意識して見る、記憶していないと、
変化には気づかないものですよね。

洋裁を、洋服の作り方を教えるだけでは満足できない

ここ数回のブログ記事は、文面こそ違いますが、書きたい内容は同じです。

当教室に洋裁を習いに来ていただいているわけですが、
それだけではない、ということ。

複数名受講で、数名の生徒さま同士で、互いに仕立てられているものを
ご覧になったり、創意工夫を互いに認め合い、縫製のやり直しを
しなければならない場面でも、私も今度はしっかりやり直そう、
と思うことができたり。


そんな空間を作り出す要素は、普段から気づきを大切にし、
具体的な目標を持っていらしているからこそであると思います。

新しい生徒さま、大歓迎です

どの生徒さまも、皆さま「初めての体験レッスン」を受講されています。
学びたい気持ちこそが、程よい緊張感あふれる空間を創り出します。

洋裁が得意ではない、とか、うまく縫えない、などといったことは、
全く気にする必要はありません。

よくいただくお問い合わせです。
「お洋服をつくってみたい」そのお気持ちが一番大切です。

ごく稀にですが、レッスン中に余談が止まらなくなってしまう生徒さまが
いらっしゃいます。(本当に稀です)

貴重な時間をどのように過ごし、自分自身に何を得て
その日のレッスンを終えるのか、そして、自分自身がどう在りたいのか、ということをしっかり見つめられる場でありたいと考えています。

周囲の生徒さまに敬意を払い、互いに尊重し合える関係であることが
素晴らしい学びを生みます。

「行ってみようかな」とお考えの方、ぜひ体験レッスンにいらしてくださいね。

RaspberryGirlは長野県松本市にある「輝く女性のための洋裁教室」です。 2時間半のレッスンでお洋服が必ず完成します。仕事や子育て、日常生活から解放され自身の充実した時間を過ごしませんか。体験レッスン詳細へオンラインレッスンはこちら