2019.04.14
【春の旬をいただく。自分自身「旬」を持続させるために老害を意識する】
松本市のソーイングコンサルタント、
RaspberryGirl®(ラズベリーガール)オーナーの田川恵理子です。
左 筍のかつお直焚き
右 菜花とホタルイカのマリネ
夜に撮影しましたので、画像がきれいに撮れず、すみません。
お料理が好きです。
なんでも作ることが好き。お料理は、完全プライベートなので、
多少の失敗も許され(笑)こうしたらおいしいかな?という挑戦も
たくさんします。
火にかける時間や使用する調味料の加減を調節したり、新たなものを使用したり。なんでもやはり「自分で考えてやる」ことが好きです。
このところよく聞く言葉「老害」
怖いですね(笑)他人事じゃない。
自分自身の「老い」を客観的に見られる人は、どのくらいいるのでしょうか。
ビジネスを営んでいる身として「老害」ほど迷惑なものはないと考えます。
その準備の一環として、「スタッフ養成講座1期生」の開講に当たり、
受講生の若年化を図りました。
年齢で差別はしません。ただ、若い方の育成は、「老害対策」です。
必ず人は老いる。若い方へのバトンタッチは、会社の繁栄を考えると
絶対に避けて通れないところです。
私自身も、常に「学び」が必要ですが、やはり20代の時のようには
行きません。残念ですが(笑)やはり頭に入っていくスピードは、
スポンジが水を吸うようにはいきません。
「わからない」という不安な状況を初期化できるか否か
「初めてです」
「ミシンはもう、何年も踏んでいないんです」
体験レッスンで不安そうに話す生徒さま。
「わからないから、ここにいらしていただいてるんですよ。」
その言葉一つでほっとしませんか?
ミシン・・・踏んだことはあるけど、
まずどこをどうするんだっけ?
返し縫いって、言葉は聞いたことあるけど、
なんのことだっけ?
こんな不安をすんなり聞き入れられる状況を、常に作る。
わからないからこそ、解決する必要がある。
理解してから、次のステップに進む・・・
「成長」はこの繰り返しですよね。
わからないことが聞けない状況は苦しいもの。
だからこそ直接指導が受けられる「レッスン」が存在するわけです。
初めての環境への飛び込みは勇気が必要
ですよね。
初めての環境で、初めてやることに挑戦する、
当教室で開講している「体験レッスン」にいらしていただけるまでに
生徒さま、みなさん、だいぶお時間がかかってしまっています(笑)
もっと早く来ればよかった~
と(笑) ありがたい限りです。
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無意識に年功序列を唱える経験者こそが老害!
先日、小学校のPTA役員会に初めて出席しました。
そう、今年初めて小学校のPTA役員をやることに。
なんとなく噂では聞いていたのですが、経験者が異議を唱える最悪な
環境ができあがってしまっているということ。
PTA組織の説明であったり、初歩的なことが全く
説明なく、いきなり本題に。自分自身がどの位置に
身を置き、PTAとして、どのような活動をするのか。
質問をする機会もありませんでした。
「2年前はこうだったんですけど」
「前年まではこうやってたので」
「昔からこうやってますので」
第1回委員会で過去の役員経験者から出た言葉の数々。
前年の例が参考になる場合ももちろんありますよね。
新年度の役員さんの助言になることもあります。
ただ、これが意見ではなく、ただの不平不満に当たる場合には問題です。
老害発言です。以前と同様にする必要が必ずしもあるのかどうか?
という問題の答えにはなっていないからです。
その時々の最善の方法を提案していくことが、その年着任された
役員さんの使命であると考えます。
老害こそが衰退の道を辿る
なんだかわからないけど、とにかく言われたことだけをこなしていく。
これ、楽しいですかね?
しんどいと思います。
舞台は常にクリアに、最新の状態へ。
仕事だけじゃない。
旬のものをおいしくいただくためには努力が必要。
常に学び、考え、その時の状況に合った判断をしていく。
私は常に人の話を聞ける人間でありたい。
人のふり見て我がふり直せ。改めてそんなことを感じた新春です。