【生地・商品検証】5年間使用した入園グッズ

松本市のソーイングコンサルタント、
RaspberryGirl®(ラズベリーガール)オーナーの田川恵理子です。

1月下旬より始まりました、「入園入学グッズ」の準備期間、
季節と共に終息を迎えました。たくさんのご注文をいただきまして大変感謝しております。

年々RaspberryGirl®の商品をご愛用くださるお客さまが増え、
当アトリエの生地や商品に対する思い、こだわりがお客さまへ伝わり、
「いいものを末永く愛用していただきたい」という、一つのコンセプト
に共感いただけることがとてもありがたく思います。

商品の耐久性やいかに!?

次女が5年間使用した入園グッズです。

次女が卒園を迎えました。
未満児から通い始め、保育園には丸5年お世話になりました。

画像は、5年前に仕立てた次女の入園グッズの一部です。
上から、
・絵本袋
・コップ袋
・お弁当袋
・マスクと三角巾を入れていた巾着
 (時に、こまを入れたり、あやとりのひもを入れたり臨機応変に使用)

このまま小学生になっても使える?

使用頻度の低かった絵本袋と小さな巾着についてはOK。


他はさすがにお洗濯での色あせが否めません。
毎週のお洗濯は生地にかなりのダメージを与えていることがよくわかります。

仕立てについては、裏生地を付けた2重仕立てなので、生地の破れなどは全くありませんでした。
また、縫製の問題もなく、洗濯によるほつれなどはなし。
巾着が壊れてしまう原因のほとんどは、口布(ひもが通っている部分)部分の
ほつれによるものです。

生地のチョイスにより、数年後まで使用できるか否か、が判断材料になってくるのではないか、と考えます。

生地の特性を知り、作るものにより生地を選ぶことが大切。

見た目より品質重視できるか?が課題。

「生地選び」と聞くと、生地のデザインを選ぶ、という概念が先立ちますが、
もちろん見た目もとても大切です。

ただ、もっと大切なことがあります。

品質と実用性

これに限ります。

品質を保つためには、生地の特性を知る必要がる、ということです。
特性って???

例えば、例なのでちょっと大げさにいきますね。
1、ハンカチをビニールコーティングや帆布(かばんを作る生地です)で作る方はいないですよね(笑)



A、ハンカチに求められる性能は、通気性や吸水性、肌触りのよさですよね。
  ビニールの生地や帆布はそれらを満たしてはおらず、他に役割がありますよ
  ね。

2、通園バッグや図書袋を「シーチング」と呼ばれる綿100%の生地で仕立てるのは?

A、綿100%の生地には、たくさんの種類があるんですよね。
  生地を織るのに使用している糸の太さや、織り方などで生地の厚さや
  目の細かさなどが大きく変わります。それにより、生地の名前も付けられています。


シーチングとは、ローンやガーゼより目が詰まり、厚みのある生地を指します。

???

このあたりから専門分野に入ってるかな?と思います。
お洋服に使用される主に秋冬生地で使用されるコーデュロイも、綿100%で
あることが多いです。

あれれ??
綿100%の生地とは、巾着などの袋物を作る生地を言うのでは???

そうではないのです。

実はた~~~~~~~っくさんの織り方や糸の太さから生地は多種存在し、
その中から適性を考えてチョイスすることは、難しいことなんです。

読んでいて疲れてしまう文面ですね、すみません。

ただ、これはとても大切なことで、お洋服を作るうえでもRaspberryGirl®の
コンセプトとなっている、とても重要なところです。

次女の卒園とともに、あらためてそんなことを感じ、5年間がんばってくれた
入園グッズに感謝。このトロピカルな花柄のリバティはポッピー&デイジー。
パパが次女のために選んでくれた柄なのです。

気持ち新たに小学生になる次女へ。
入学グッズをこれから仕立てます。今回は次女が自分で選んだ生地で。
完成しましたらアップさせてくださいね。