2018.08.27
コツコツ、細く長く、が実を結ぶ。
長女とのやり取りで、教わったことがありました。
「ママ、お手伝いするね!」
と、言って、夕食のしたくの手伝いをよくしてくれるのですが、
その日は、「お手伝い」をめぐってケンカになってしまいました。
「ママがやってるそれ、やってみたい!」
と長女が言います。
夏野菜カレーの野菜を切っていました。
炒めるだけでできる簡単レシピです(笑)
休日であれば一緒にゆっくり時間を取ってできるのですが、
平日であること、夜にやらなければならない仕事があること、
次女を早く寝かせて、少しでも早く仕事をしてしまいたかったのです。
「お休みの日に一緒にやろう、今日は急いでいるからごめんね。」
と、言うも、どうしてもやりたいと、駄々をこね始めました。
火を扱う足元で、ぐだぐだ言い、寝っ転がる始末。
ママはいじわる、やらせてくれない、と。
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よくある日常です。
しかし、この日は思うところがあり、火を止めて夕食作りを中断。
長女へ話をしました。
「お手伝いって何だと思う?」
「だから、野菜切るって言ってるじゃーーん!!」
「それは、○○(長女の名前)がやりたいことでしょ?お手伝いではないよね?」
「・・・え?」
やりたいことをやることが、決してお手伝いではないんだということを
知ってほしかったのです。
相手が何を求めているのか。そこを考えてほしいと思いました。
「野菜を切りたいなら、ちゃんと教えてあげるから。それは○○(長女の名前)が
ママから教えてもらいたいことでしょ?できるようになったらお手伝いしてほしいよ?」
「(泣きながら)うん・・・わかった。」
「ママは今、何をしてほしいと思っているかわかる?」
「・・・お箸くばって、お取り皿をはこぶ?」
「すごいじゃ~ん♪」
こうして、一件落着したかのように思えますが、日が経つとまた
同じことを言ってくることもあります(笑)
伝え続けることが必要かなぁ、と思います。
むすめの希望にすぐに添える状況でないことが問題なんだけど・・・
そこは致し方ない、理解してもらうしかないのかなぁ、と思います。
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レッスンで、生徒さんへお伝えしたことがありました。
自身がやりたいと思っていることと、ここ(Raspberryのアトリエ)で学べることは
一致しない場合があります、ということ。
どんなお教室、レッスンにも必ずルールがあります。
洋裁教室ですが、洋裁だけをお教えしているつもりはありません。
一緒にレッスンを受講する生徒さまとの学びの空間を大切にしていただくこと、
互いに学びあう心を共有することであったり、
洋服を作る技術、知識だけではなく、洋裁を通じて得られるものも
たくさんあると思っております。
洋裁経験に準じて、縫えるものとそうでないものがあることは事実です。
結果を急ぐあまりに、大切なことをたくさん見落とされている印象が
否めません。
また、細く長くやることが、どんなことでもそうですが、大切ではないかと思います。
焦らずゆっくり行きましょう。
夏のかけこみ作品のご紹介です!
リバティマドラスチェックのキャミワンピース♪130サイズです。
まるで深海にいるような気持ちになります^^
袖がなく、縫製工程も少ないように感じられますが、
ギャザーを寄せるためのゴムを入れる部分は、ものさしを利用して縫います。
ステッチ定規があればいいのですが、アトリエでは使用しておりません。
裾は巻きロック、袖ぐりはバイアス処理をしています。
過去に何着もチャレンジし、縫製経験を重ねて仕上げた一着です。
夏のブルーがまぶしすぎる!帆布バッグです。
洋裁のこととは無関係ですが、このブルーがとにかく生徒さまご本人にとってもお似合いで、
「○○○(生徒さまのお名前)ブルー」と名付けてしまうくらい(笑)
先日、入門クラスから初級クラスへ入られたところで、コンスタントに
通ってくださっており、素敵なバッグの完成に至りました。
地道にコツコツと無理なく続けることが、必ず成功、成長へとつながります。
焦る必要はありません。必ず縫いたいと思うお洋服が縫えるようになりますよ。