2018.05.25
作る、着せる、残る。
田川恵理子です。
「明日続きを書きます」が10日後になってしまいました。
楽しみにしてくださって方がもしいらっしゃいましたら、
大変申し訳ありませんでした。。。(滝汗)
さっそく本題に入らせていただきますね。
今日のブログは、こちらのブログの続きです。
「作りたいものを体験レッスンで作ることはできますか?」
こちらのブログの最後の文面で、
生徒さまの必要のないものをレッスンの成果物として課題にすることは
絶対にございません。
と、書きました。
さてこれがなぜでしょう、というところから。
レッスンカリキュラムを組む目的を考えると答えは簡単で、
洋裁技術を習得することを目的とすると、
生徒さまの必要のないものを作っていただく必要が必然的に出てきてしまいます。
「心が育つ服」をお子さまやお孫さまに仕立て、
それを実生活の中で役立ててほしい
これがラズベリーガール洋裁教室で作るお洋服の役目です。
作って終わり、ではなく、それを着せてあげる、
1シーズンではなく、2シーズン、可能であれば3シーズン(笑)
私は主婦なので、どうしても欲が出てしまうところです。
そして、お洗濯の強度、仕立ての良さをしっかり実感していただきたいのです。
ボタン付け一つにしても、しっかり主婦の厳しい目でジャッジしてくださいね。
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画像は、今週の体験レッスン、生徒さまの作品です。
日常は、お仕事でとってもご多忙である生徒さまです。
やっと実現したレッスンでした。
お忙しく限られた時間であるからこそ、充実したレッスンをご提供したい。
毎回そんな思いです。
レッスン中に
「これは○○(お子さまの名前)が絶対好き、喜ぶ。」と
何度もおっしゃっていました。
初めての自作のお洋服。
難しい工程もあります。それでも母、がんばります(笑)
それは、何着、何十着作っても変わらぬ思い。
子どもの喜ぶ顔を想像して。胸を躍らせながら縫います。
そんな状況は、「体験レッスン」でみなさまの「初めてのレッスン」に立ち会わせて
いただいて、何度もおいしいところを味わうことができています。
本当に幸せです。
人が頑張る姿は気持ちがいい。
そんなあたたかい思いが詰まったお洋服が、アトリエではたくさん生まれて続けています。
一着一着、思い出とともに増えていきます。
何年経っても、小さくなって着られなくなっても。
思い出は刻まれていきます。
作って、着せて、たくさん楽しんでくださいね。